ストレイライトのファン感謝祭を見終えました。
既存ユニットと違い、初のユニットイベントからあまり間を空けずの実装ということで、「Straylight.run()」の続きといった感じ。
このファン感で主に描かれたのは「あさひがアイドルをやる理由」「あさひがユニットを組む理由」です。
「孤高の天才」ではないあさひ
天性のセンスと独特な物事の捉え方が人気を集め、仕事に引っ張りだこのあさひ。
彼女はまだ無名アイドルの域を出ない冬優子や愛依との差をどんどん広げていきます。
冬優子はそんなあさひのことを「バケモノ」「普通じゃない、特別」と評していましたが……。

特別で、普通の女の子
この冬優子の発言で思い出したのはイルミネのイベントシナリオ「Catch the shiny tail」で、プロデューサーが真乃に言ったこの台詞。※関連記事:【シャニマス】イベコミュ『Catch the shiny tail』の感想

「みんな特別だし、みんな普通の女の子だ」
個人的にこの一言は「シャニマスのテーマの1つ」ではないかと考えています。
そして、それはあさひも例外ではありません。
あさひは「他人の目は気にならない」「自分がやりたいことをしたい」とよく口にしていた一方で、音楽アワードという他人が決めた頂点に1人で立った時、言いようのない孤独や閉塞感に襲われます。

自分ができる最大のパフォーマンスを求め続けた結果「ひとりぼっち」になることを気にせずにいられるほど、あさひは強い女の子ではありませんでした。
孤高の天才になれるほどの狂気を持っていながら、孤高の天才であることに耐えられる狂気までは持ち合わせていない。
そんな「特別で普通の女の子」なんだなと思いました。
天才を孤高にさせない2人
理想を求めれば孤独になる。その孤独には耐えられないが、やはり理想を追い求めずにはいられない。
そんな矛盾した脆さを抱えたあさひに必要だったものは、彼女を「ひとりぼっち」にさせない存在。
すなわち、冬優子と愛依です。
冬優子はトップアイドルを目指すため、愛依はあさひを1人にさせないため、あさひに食らいついていくことを宣言します。

この2人と切磋琢磨している限り、あさひが「ひとりぼっち」に怯えることはありません。
これが「あさひに冬優子と愛依が必要である理由」ではないかと思います。
歪んだ光だって(Bright!) 重なり研ぎ澄まされ(Be one!)
Wandering Dream Chaser
未来 照らしだせる チカラになるから
終わりに
このバリバリ競いながら高め合う感じのユニット、私のどストライクで大好きです。
ランティス (2019-09-11)
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