『ガイシューイッショク!』という漫画を読んだので感想を書いていきたいと思います。
作者は色白好(しきしろこのみ)さんで、ジャンルとしてはエロコメディ。直接的な描写は(今のところは)ありません。
ガイシューイッショク!の内容
顔が可愛い上にトランジスターグラマーといういかにも男好きする女だが、中身はとにかくクソ生意気なヒロイン「みちる」。
そんな彼女となぜか同居することになった主人公「広海」を中心としたお話です。
何かと衝突する2人はその度に「10分間みちるの身体を触り、みちるは喘いだら負け、広海は勃ったら負け」という、ちょいエロ漫画らしい勝負で決めることになります。
その緊張感のある「触りっこ」で感じたり感じなかったりするのが見どころの漫画です。
ガイシューイッショク!の感想
個人的な感想としては「絵はめっちゃ好き」止まりでしょうか。
みちるのルックスは可愛いし、コロコロ表情が変わる(ゲス顔含む)のも好みです。
一般紙なので局部はもちろん胸も直接的な描写がありませんが、服の上からの巨乳の描き方とか参考になります。
ただ諸々の展開はちょっと気になるところが多いです。
1巻:みちると広海のギャップが大きすぎる
1巻を読んだ段階では「ヒロインが生意気を超えて性悪女なこと」と「主人公が弱すぎる」のが気になっていました。
「触りっこ」は広海の全敗。ということで多分みちるの初敗北がゴールになるはずですが、それだけだとみちるの性格が悪すぎてカタルシスが物足りないように思えます。
一応ラブコメのような「意外と可愛いとこあんじゃん」イベントもあるのですが埋め合わせになっていない。
ここまで性悪だと成年コミックでしか描けないレベルで堕としてくれないと満足できないな、と思いました笑。
一般紙のエロコメディなので主人公をヘタレにして焦らさないと物語がすぐ終わってしまうというのはわかります。
ただ、ソレとみちるの性格の悪さとのギャップが深すぎてモヤモヤ感が強かったです。
2巻:えっもうオチるの!?
1巻から一転、「触りっこ」の最中でフツーに「やる」直前まで行きます。
展開の都合上結局やらないのですが、こうなってしまうと「もういつでもヤれんじゃん……」と思ってしまいます。
突然すぎるように思えるし、そもそも少し前まで他人だった広海にここまで身体を許してる理由も腑に落ちません。みちるは男性経験がありませんし、もちろん広海に恋愛感情を持っているようにも見えない。
今後納得できるような理由が出てくるのか、それともただ単によりエッチな展開へ持っていきたいだけなのか……。
まとめ
とにかくエロ可愛い女の子を描くのは上手いのでそれだけでも読む価値は十分あると思います。
あとはみちるの性格を「生意気で可愛い♡」とか思える度量があるかどうかで評価が大きく変化する漫画です。