前回に続き、イルミネーションスターズ2回目のイベントコミュ『Catch the shiny tail』の感想を書いていきたいと思います。
タイトルからもわかるようにイルミネの最初のユニット曲『ヒカリのdestination』の歌詞をなぞっていくような内容になっています。
随所に歌詞のフレーズを引用したり、クライマックスにはボーカル入りの曲をBGMに使用したりと、構成も演出も非常に錬られている良コミュだったと思います。
成長した灯織の姿
コミュはまず一日警察署長というアイドルにとって定番の営業を一人で立派にやり遂げる灯織の話から始まります。
初期の灯織と比べると成長が目に見えてわかりますね。
キリッとした美人の灯織には制服姿も映えます。ただ彼女は154cmとキャラの印象より背が低いので実際に見たらかなり可愛らしい感じなのかもしれません。
灯織の成長っぷりはコミュ終盤のやり取りにも表れています。
『Light up the illumination』では一人で勝手に悩んで暴走気味だった灯織。二人のまっすぐな気持ち・優しさに救われた彼女が、今度は救う側になります。
一人で不安を抱えてしまっている真乃の察し、餃子をパリッとさせ、悩みを聞いてあげる立場になってるんですよ。灯織……大人になったな、お父さんは鼻が高いぞ……。
例の餃子のくだりはpSSRのコミュなので見られませんでしたが、「餃子を上手く焼けたら真乃も元気になってくれる」という灯織なりのジンクス(願掛け)ということだったんでしょうか。
変わらず友達思いのめぐる
前回同様、真乃と灯織を繋ぐ橋渡し役のようなめぐる。
仲良くなったと言っても根は不器用な2人にとっては潤滑油のような存在です。
今回のハイライトは悩み事を打ち明けた真乃に対しての言葉でしょうか。
悩み事の内容よりも、まず打ち明けてくれたこと自体を喜んでいるようで、めぐるの優しさが伝わってくる一言です。
落ち込む友人を前にして安易に共感を示さないのって、むしろものすごく誠実だという気がします。
親友の悩みをすべて理解することはできないけれど、寄り添い聞いてあげることはできる。それが彼女の優しさの本質なのかもしれません。
気が早いですが、個人的にはイルミネ三回目のコミュがどうなるのか気になるところ。これまで良き友人ポジだっためぐるに焦点が当たるはずなので楽しみです。
センターの重圧に思い悩む真乃
そして本コミュの中心である真乃。
ソロの仕事も立派にやり遂げた灯織、不意のアクシデントでも周りを気遣い笑顔で乗り切っためぐるを見て「この3人の中で自分がセンターでいいのか」という不安、「なぜ自分がセンターなのか」という疑問にぶつかるのが今回のコミュの主題です。
大好きなのに、いや大好きで尊敬しているからこそ、その二人の中心に自分なんかが立っていいのかという不安。
そんな真乃の悩みに対して灯織とめぐるが出した答えは非常にシンプルです。
ただ隣に立っていてほしいと。
これがプロデューサーの言う真乃がセンターである明確な理由にはならないと思いますが、二人にはこう言われたことで真乃が迷うことはもうないでしょう。
真乃にまず必要なのは悩み事への答えよりも、二人にもっと頼って自分の気持ちを吐き出すことだったんじゃないかと思います。
真乃は真乃で灯織とは別ベクトルに不器用で、溜め込んでしまう子だと思うので。
灯織とめぐるも真乃に一人で抱え込ませてしまっていること自体に責任を感じていたのではないでしょうか。だからこそ、悩み事の内容そのものを重苦しく受け止めはしないんですよね。
正直、真乃の悩みは些細なことでしかなくて。
なぜなら「3人一緒なら大丈夫」だから。