格安の完全ワイヤレスイヤホン『SoundPEATS TrueFree+』を購入しました。
私は自宅用でPCに有線ヘッドホン、外出用にワイヤレスイヤホンを使用しているのですが、自宅にいる時にタブレットでゲームをする場合に若干困っていました。
PC用のヘッドホンを繋ぎ直すのもカバンから外出用イヤホンを取り出すのも面倒。ということで、いっそのこともう1つイヤホンの購入を検討することしました。
そこで購入したのが今回のイヤホンです 。
これは完全ワイヤレスイヤホンでありながら約4000円と非常に安くAmazonレビューもかなり評価が高かったので買ってみた次第です。
結論から言うと、非常にコスパが良く期待以上の製品でした。
TrueFree+の見た目と仕様
実際に届いた商品がこちら。

付属品は以下のとおりです。
- イヤホン本体
- バッテリー付きのケース
- 交換用イヤーピース
- USB充電ケーブル(USB-microUSB)
- 説明書

イヤホンの仕様

イヤホンは完全ワイヤレス。耳栓のように耳の穴に突っ込むいわゆるカナル式です。
基本的なスペックをまとめました。
- 自動ペアリング
- 連続再生4時間
- 本体ボタンで再生/停止、曲送り/戻しが可能
- 片耳だけの使用も可能
- 防水機能あり
- コーデックはSBC/AAC(遅延が強い)
自動ペアリング
初回の設定以降は自動でペアリングしてくれます。
ケースから取り出すだけで自動で電源オン&ペアリングしてくれるのでとても便利です。
連続再生4時間
連続再生時間は4時間と1回の使用では十分なバッテリー量です。また、後述するバッテリー付きのケースで10回近くフル充電できるため、日々バッテリー残量を気にする必要もありません。
本体ボタンで曲操作可能
本体側面がボタンになっており、音楽を聞く上で必要最低限の操作が可能です。
音量調整ができないのが若干残念ですが完全ワイヤレスで曲操作ができるのは非常にありがたいと思います。
片耳だけの使用も可能
左右のイヤホンどちらかだけを接続するという使い方もできます。
カナル式のため遮音性がかなり高いのですが、「周囲の音も拾える状態にしたい」という場合にとても役立ちます。
防水機能
公式曰く、「シャワー程度ならOK、水に浸かるのはNG」らしいです。
遅延は強い
対応コーデックはSBC/AACのため遅延はかなり強めです。ゲーム(特に音ゲー)で使用する目的であれば購入は再検討したほうがいいかもしれません。
ちなみにデレステでタイミング調整をしたらこんな感じになりました。

イヤホンの使い方
説明書の日本語が若干怪しかったので、イヤホンの使い方について軽くまとめました。
ペアリング方法
イヤホンをケースから取り出したあと、デバイス側のBluetooth設定画面で「SoundPEATS TrueFree+ R」に接続すればいいだけです。1回接続設定をすれば以降はケースから取り出すだけで自動的に接続してくれます。
イヤホンは別に同時に取り出す必要はありません。「右イヤホンを取り出して接続→左イヤホンを取り出す」でも自動的に両耳モードになります。(両耳モードになると「チャラララ」という音が鳴ります)
「SoundPEATS TrueFree+ L」は左耳のイヤホンのみを使いたい場合にしか使いません。
操作方法
- 再生/停止:左右どちらかのボタン1回押下
- 曲送り:右のボタン2回連続押下
- 曲戻し:左のボタン2回連続押下
- 電源オン/オフ:左右どちらかのボタン長押し
電源はケースから取り出す・しまうで自動的にオンオフになるので手動でやる必要は基本的にはありません。接続不良で接続し直したいのなら一旦ケースにしまうほうが楽だと思います。
バッテリーケース

付属のケースにはバッテリーが内蔵されており、持ち運びの便利さだけでなくバッテリー問題も解消してくれます。
バッテリー容量はフル充電を10回できる程度。実質30時間近いバッテリーを持ち合わせたイヤホンということになります。1週間ガッツリ使ってもそうそう使い切れない容量なので、土日に1回充電するだけでも十分だと思います。
磁石が仕込んであるのでイヤホンをしまう時に吸い付くのが小気味よいです。
デザイン的には正直チープさを感じます。蓋を閉める時にバチン!と音がなるのが若干気になりました。
実際に使ってみた感想
良かった点
- 完全ワイヤレスで非常に快適
- バッテリーケースが便利
- 付け心地が良く安定感も高い
- 音質は良く遮音性も高い
- 接続強度が高く切れることは殆ど無い
完全ワイヤレスの快適さ
初めて完全ワイヤレス型のイヤホンを使ってみたのですが、めちゃくちゃ使いやすいですね。
このイヤホンはケースから取り出すだけで電源オンと接続を勝手にやってくれるので、装着する頃にはすでに接続済みというのが強みだと思います。
取り出して装着→イヤホンの再生ボタンを押すだけで前回の続きから再生してくれるのでとても快適です。
ケーブルが完全にないのでタッチノイズに悩まされることもありません。
バッテリーケースが便利
バッテリー付きのケースも初体験ですがとても便利です。バッテリー残量を気にする必要が大幅に減ります。
ケースはそのままUSBケーブルをぶっ挿せる形状なので、イヤホンに直接挿すタイプより充電の手間が楽というのも嬉しい。
付け心地・安定感◯
イヤホン本体は軽く小さいので、付けていて耳に負担をほぼゼロ。
また、完全ワイヤレスを使う上で怖いのが「落としてしまいそう」という点ですが、カナル式でガッチリハマるので落ちる不安を感じることはありません。
音質・遮音性良し
約4000円という値段を考えると音質はかなりいいと思います。
遮音性も高く、実質ノイズキャンセリングレベルで周囲の音を遮断できます。この遮音性の高さも音質評価の一因になっているのではないでしょうか。音量小さめで済みますし。
接続強度が高い
通勤時の電車内でも使用してみましたが、接続が途切れるということはほとんどありませんでした。
接続強度もかなりしっかりしていると言えます。
気になった点
- 一時的にイヤホンを外したい時に困る
- 音量調整できないのは若干不便
イヤホンを外したい時に困る
この製品だけでなく完全ワイヤレス型イヤホンすべてで言えることだと思いますが、レジなど一時的にイヤホンを外したい時にやり場に困ります。
いちいちカバンからケースを取り出してしまうのは面倒、ポケットに仕舞うのもちょっと不安。握ってる他ないというのが実情です。
首にかけっぱなしにできるというのは非完全ワイヤレス型の大きなメリットというのを再確認しました。
音量調整できない
イヤホン側で音量調整できないのは正直不便に感じました。
上記のデメリットと合わせて「不意に周囲の音を拾いたい時に困る」というのが唯一の気になる点でしょうか。
まとめ
安かったので試しに買ったという感じで手を出してみたのですが、性能の高さ・使いやすさに驚きました。
あまり認めたくありませんが、以前使っていた2万円の非完全ワイヤレスイヤホンより使い勝手がいいかも……。迷ったらまずコレ一択と言っていいんじゃないでしょうか。
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