Anker製のモバイルバッテリー『PowerCore 20100』を購入しました。

名前の通り容量が20100mAhとモバイルバッテリーの中では最強クラスの大容量です。ただし、その分本体サイズが大きく携帯性は低めの部類と言えます。
今回、モバイルバッテリーを買うに当たってこの製品を選んだのは「充電頻度を抑えたいから」です。
スマホを始め、ワイヤレスイヤホン、Kindle、タブレット等々、充電機器を持ち歩くことが最近増えてきました。それぞれの充電残量を常に把握しておくのは面倒でいざイヤホンを使うときに充電がなかった、ということも珍しくありません。
かといってスマホのように毎日充電するというのも面倒。
そこで大容量のモバイルバッテリーを携帯すれば出先でもカバンの中で充電できて便利では?と考え、この製品を買ってみました。大容量なのでモバイルバッテリー自体の充電頻度も少なく済みそうですし。
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仕様
『PowerCore 20100』の特徴をまとめてみました。
- 20100mAhの大容量
- 出力用のUSBポートを2つ搭載
- 最大出力2.4Aの高速充電
- 重さ350g
- 1年半の長期保証
- 5000円未満と格安
20100mAhの容量について
大容量!と言われても数字だけではピンと来ませんよね。このモバイルバッテリーって具体的にどれくらい充電できるかと言うと、
- iPhone XSなら約5回
- iPhone 8なら約7回
- iPad Proなら約2回
こんな感じらしいです。iPhone XRのバッテリー容量は2658mAhなので実質容量は14000mAhくらいですね。(スペック上より少なくなるのは技術的に避けられないようです。)
大抵のスマホは5回近く充電できるので、極論このモバイルバッテリーを週に1回充電するだけでもスマホが使い回せると言うことになります。
USBポートが2つ
充電用のUSBポートが2つあるので使い勝手がいいです。もちろん同時に充電可能、充電速度も変わりません。
現在使われている規格はmicro-USB、Type-C、Lightningと複数あります。ポートが2つあると異なる規格のケーブルを2つ繋いだままにしておけるので便利です。
安心のAnker製で長期保証アリ
Amazonでモバイルバッテリーを探してみると安いものがたくさん見つかります。しかし聞いたこともないメーカーが多く、購入するには正直ためらいます。
爆発やら漏電やらが起きたニュースも目にするので、できれば信頼できる製品を買いたいところ。
その点Ankerはモバイルバッテリーのメーカーとして実績があるところなので安心して買えます。かと言って値段が高いということもなく、保証もしっかりついてきます。
実際に届いた商品

箱の中身は以下の通り。

- バッテリー本体
- 充電用USB-microUSBケーブル
- 説明書
- 専用カバー
USBとコンセントでつなぐアダプタは付属していません。
まずはバッテリー本体。



余計な装飾がない、非常にシンプルなデザインです。
やはり手に持ってみると大きいなと感じます。ずっしりと重みもります。ただ、厚さはそれほどないためカバンに入れておくぶんにはそれほどスペースは取らないようです。

側面に入力用のMicro-USBポート、そして出力用のUSBポートが2つ搭載されています。


前面に4つのLEDライトがついていて、上面のボタンを押すことで点灯。4段階で充電残量を知らせてくれます。

付属の専用ポーチは通気性の良い素材で作られています。サイズもぴったりです。
使ってみて良かった点
- 大容量バッテリーでいつでも安心
- 意外と小型で持ち運びしやすい
- USBポートが2つあるのは便利
大容量バッテリーでいつでも安心
やはり大容量のモバイルバッテリーを持ち歩いていると安心感が違います。もうバッテリーを気にしてスマホのディスプレイを暗くしておく必要もありません。
ワイヤレスイヤホンやタブレットなどのスマホより使用頻度が低く電池残量をあまり気にかけないものも、出先でさっと充電できるのでとても楽です。イヤホンなんかは家で充電することはほとんどなくなりました。普段使っているカバンの中で完結できるのでとても楽です。
大容量なのでモバイルバッテリー自体の充電頻度も抑えられます。平日スマホに使ったとしても土日に1回フル充電しておけば事足りるレベルです。私はスマホにはそれほど使っていないので月2回くらいの充電で済んでいます。
意外と小型で持ち運びしやすい
最初見たときは「デカッ!」と思いましたが、いざ使ってみると意外と気になりませんでした。
薄く縦長な形状のおかげでカバンのスペースにすっぽりと収まります。カバンが厚くなることもありません。
ただし、小型のモバイルバッテリーのようにスマホ充電時に2つまとめて手に握ってスマホをいじる、というのは難しいです。それと350gはカバンに入れるにはそれなりの重さであることも確かです。
USBポートが2つあるのは便利
micro-USB、USB-C、Lightningと現在3つの規格が主に使われているので、2種類のケーブルを繋いだままにできるのは便利です。
もちろん2つ同時に充電可能、充電スピードが落ちることもないので安心して使えます。
使ってみて気になった点
- 残量がわかりにくい
- 付属の袋がピッタリでケーブルが収まない
残量がわかりにくい
『PowerCore 20100』の電池残量表示はLEDライトによる4段階です。なのでライトが1つ点灯していれば「25%以下」ということですが、大容量なので残りが1%なのか25%なのかでだいぶ話が変わります。20%前後あればまだスマホ一回分は残っているわけですからね。
充電残量がわかりにくいために本体の充電タイミングもわかりにくいという、せっかくの大容量が少し使いづらくなっている点が勿体ないと思いました。
この点が気になる方は、他メーカーですが%単位で液晶表示してくれるこのモバイルバッテリーを検討してみてはいかがでしょうか。
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付属の袋がピッタリでケーブルが収まらない
付属のカバーは本機にピッタリなのですが、ピッタリすぎてケーブルごとしまうスペースがありません。


無理やりねじ込むこともできますが、こうなるとせっかくの本機の薄さが台無しになってしまいかさばります。
ですので、ケーブルは使用時のみ繋ぐか、繋ぎっぱなしなら剥き出しということになります。
まとめ
『Anker PowerCore 20100』はこんな人にオススメです。
- 充電機器を複数持ち歩いている
- スマホの電池残量がいつも気になる
- こまめに充電するのが嫌い
- 旅行、出張など遠出が多い
大容量なのでモバイルバッテリー自体の充電を気にかけなくて済む点が良いです。週1回、使い方によっては2週間に1回、土日に充電すれば十分です。
ワイヤレスイヤホンを日常的に使っている方にもオススメできます。スマホに比べれば容量が少ないので何回充電してもバッテリー残量はぜんぜん減りません。
カバンに入れておく分にはいうほど大きくなく、持ち運びにも優れています。
これがあればスマホの充電を気にする毎日にさよならできますよ。