最近、『Kindle Paperwhite マンガモデル』を買いました。
これまでKindle電子書籍はスマホで読んでいたのですが、通信量やストレージの諸問題で専用端末を買ったほうが便利だろう、という理由での購入です。
実際使ってみるとKindle端末は携帯性が高く、外出時にはいつも持っていって漫画を読み進めるのが日課のようになっています。
ただ、使っているうちに1つ問題点が見つかりました。
次の巻へ移動するボタンが表示されない時がある
Kindle端末では漫画などのシリーズものを読んでいる場合、ラスト数ページでメニューを開くと、

このようにワンタップで次の巻に移動できるボタンが表示されます。なんですが、

なぜかこれが出てこない場合があります。
こうなると手動で次の巻を開くことになるのですがこれがなかなか面倒で、「まずトップ画面に戻りマイライブラリへ行き目的の漫画シリーズを選択し目的の巻数を開く……」なんて工程をこなさなければなりません。
何巻も一度に読み通すことが当たり前の漫画を読んでいる時に、この「次の巻を開く」ボタンが出てこないのはかなり不便です。
最初は漫画によっては次巻が認識されず出てこないのかと思ったのですが、同じ漫画でも出たり出なかったりします。
じゃあバグなのかと半ば諦めていたのですが、ようやく原因が判明しました。
この「次の巻を開く」ボタンはWi-Fi接続時のみ出ます。
次の巻へ移動するにはWi-Fi接続が必要
そもそもこの機能は、オプションで「続編:本の終わりに近くなるとシリーズの次の作品を購入するオプションを表示します。」をオンにしていないと出ません。

※オプションの場所は メニュー右上→設定→読書オプション です。
どうやら次の巻へ移動する機能は購入誘導機能のおまけみたいなもののようで、「次巻を持っていなければ購入誘導、次巻を持っていれば移動」ボタンになります。
つまり、ネット接続していなければ購入も出来ないのでこの機能自体が働かず、「次の巻へ移動」ボタンも出てこないというわけです。
快適に漫画を読むには外出時にもネット接続が必要
ですので、外出先でもこの機能を使うにはスマホのテザリングなり公共のWi-Fiなりに接続する必要があります。
私は「Wi-Fi接続は家の回線のみ、本は家でダウンロードして外ではオフラインで使う」という使い方しか頭になかったのでこのことにしばらく気づけませんでした。
スマホのテザリングを利用すれば外出先でもこの機能を使えるようになりますが、それだと都度設定をする必要が出てきます。スマホ側に接続していることに気づかずに本のダウンロードなんてしてしまったら目も当てられませんし。
オフラインでも次の巻、前の巻へ簡単に移動する機能がついてくれたらより使いやすくなるんですけどね。小説ならともかく漫画なら必須の機能だと思うんですが。