『ザ・ボーイズ』が面白い!腐敗したヒーローVS一般人を描いた海外ドラマ

映画・ドラマ

現在アマゾンプライムで独占配信されている海外ドラマ『ザ・ボーイズ』がめちゃくちゃ面白くてハマりました。

正義のスーパーヒーローたちが腐敗してしまった世界という、ブーム真っ只中のアメコミヒーローたちを皮肉ったような設定。そして序盤から二転三転するテンポの良さ。

まだ最初の数話しか見ていませんが普段は海外ドラマをほとんど見ない私でも楽しめています。

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ヒーローが日常に溶け込んでいる世界

『ザ・ボーイズ』の舞台は現代社会。

私達が生きている世界と1つ違うのは、超人的な能力を生まれ持った人々が実在し、彼らがスーパーヒーローとして活躍しているという点です。

しかも、この作品のヒーローたちはバットマンのように正体を隠したり闇夜に紛れて活動したりは一切しません。

事件が起これば警察に先立って現場に急行、あっさり解決。姿を晒して称賛の声を一身に浴びています。

ビジネスと化したヒーローの存在

超人ヒーローが当たり前にいるこの世界では、彼らの活躍もビジネスの1つです。

作品内ではヒーロー事業を展開する企業が存在。彼らが悪人を懲らしめたり人命救助をする様子を半ばエンターテイメントとして各種メディアで報道することで、「格好いいヒーロー」を作り上げ莫大な利益を上げています。

人気のヒーローともなれば関連グッズは飛ぶように売れ、大企業のCMにも引っ張りだこ。本人役で出演する映画が製作されるなど、子供達の憧れの的です。

そのため、特別な力を持って生まれた人間は「ヒーローという職業に就く」ことが大きな目標の1つになっています。

この作品の中でヒーローとは、正義の味方であると同時にスーパースター・アイドルでもあるわけです。

この設定はアニメ「TIGER & BUNNY」を彷彿とさせますね。

腐敗したヒーローたち

しかし巨大なコンテンツとなった結果、富と名誉におぼれ堕落したヒーローも少なくはありません。

正義の味方ヅラして世間の人気を集める一方で、裏では悪事に手を染めているヒーローもいます。

企業側もヒーローの不祥事は平気でもみ消します。ヒーロー事業の強大な影響力は警察や政治家にまで及び、もはや誰も止めることはできません。

ヒーローとそれを操る企業が実質的な悪の支配者となりつつある世界。

そう、この作品の悪役は「正義のスーパーヒーロー」です。

超人VS一般人の復讐劇

『ザ・ボーイズ』の主人公は、ヒーローたちの身勝手な行動で大切なものを失った一般人です。

清廉潔白・正義の象徴のはずだったスーパーヒーローの実態を知った主人公は、企業の圧力に屈することなく復讐を誓います。

かくして、腐敗した超人ヒーローVS復習に燃える「持たざる」一般人による戦いの火蓋が切られました。

どうです、ワクワクしてきませんか?

まずは1話を7分だけでも見てくれ!

海外ドラマ、というかドラマ自体を全然見ない私ですが、『ザ・ボーイズ』については今のところ楽しめています。

その理由はテンポの良さ

特に第1話は次から次へと展開が動いて1時間のドラマとは思えないボリューム。1時間じっとドラマを見ることができないタイプの私でも集中して視聴できました。

すでにアマゾンプライム会員の方はまず第1話の開始7分までで良いから見てみてください!絶対続きが気になってしまうはずです。