気楽に楽しむ『MTGアリーナ』日記。前回紹介したシミック変容はダイヤ帯に入ってからめっきり勝てず。
アゾリウス変容に手を出してみたりしたものの、ミシックへの壁は厚く、変容デッキを使うモチベがすっかりなくなりました。
そこでイチから現在の環境と自分のカード資産を照らし合わせて考えた結果、勝つならアグロデッキしかないという結論に。
緑単のアグロデッキで再スタートしたところ、順調に勝ち続け、遂にミシック昇格!
始めて1ヶ月弱のMTG初心者ですが最高ランク帯に到達できました。
ランプ系がとにかく強いと言われている現環境ですが、だからこそランクを上げたいならアグロで戦うべきだと思います。
緑単アグロについて
デッキリスト
クリーチャー | 枚数 | スペル | 枚数 |
ジンジャーブルート | 4 | 巨大化 | 4 |
ヘンジの槌、ファレン卿 | 4 | 剛力化 | 3 |
樹皮革のトロール | 4 | 解き放たれた者、ガラク | 2 |
恋煩いの野獣 | 4 | 合計 | 9 |
ガラクの先触れ | 2 | ||
水晶壊し | 3 | 土地 | 枚数 |
探索する獣 | 4 | 森 | 20 |
石とぐろの海蛇 | 4 | ギャレンブリグ城 | 2 |
合計 | 29 | 合計 | 22 |
相手が占術ランドだのらせんだのウーロだのでゴチャゴチャやっている間に殴り切るだけ!
……これだけだと参考にならないので少し解説します。
立ち回り方
『ジンジャーブルート』は速攻持ちの1マナクリーチャー。
1マナ払うことで「速攻持ちでしかブロックできない」という起動型能力を持っており、状況によっては強化したコイツで殴り続けるだけでも勝てます。
1/1なので『恋煩いの野獣』の相方になれる、速攻で初手バウンスの『時を解す者、テフェリー』を即仕留められる点も○。
『ヘンジの槌、ファレン卿』は2マナ2/2と本人のスペックは並ですが、他のクリーチャーを自分のパワー/タフネス分だけ強化できる能力が強力です。
彼がいると3ターンキルも可能。
- 1ターン目:ジンジャーブルート、野獣のトークン生成。
- 2ターン目:1点殴り、ファレン卿召喚。
- 3ターン目:ファレン卿を巨大化と剛力化を1回ずつで9/9に。誘発型能力で他のクリーチャーが10/10となり、2体で殴って19点。
もちろん毎回手札に必要カードが揃うわけではありませんし、なにより妨害されないことが最低条件です。
しかし、前述の通り現環境はランプ系が多く、除去や打ち消しを序盤に使ってくることが意外と少ないので決まる時はあっさり決まります。
1ターン目から相手のライフをゴリゴリ削っていき、続く『樹皮革のトロール』や『恋煩いの野獣』でさらにダメージを加速させていきます。
『探索する獣』は言わずと知れた緑単のエース。
接死で相手を威嚇してライフを削ったり、速攻でトドメを入れたりとまさにフィニッシャーです。
『石とぐろの海蛇』は序盤から終盤までいつ引いても強い。
到達にトランプルと必要な能力を持っているのも大きいですね。
そして、コイツを使う上で忘れていけないのがプロテクション(多色)。
多色の呪文の対象にならないことはもちろんのこと、3マナテフェリーのバウンス能力の対象にも取れませんし、多色クリーチャー相手には最強のブロッカーにもなります。
さらに『水晶壊し』を変容で乗せて+4/+4修整。一気にフィニッシュというシチュエーションも。
クリーチャーの睨み合いになった盤面で活躍するのが『解き放たれた者、ガラク』。
トランプルを付与できるのが優秀で、『恋煩いの野獣』や『探索する獣』が局面を打開できるようになります。
特に接死を持つ獣との相性は抜群。
デッキ相性
ティムール再生 | わりと勝てる |
バントランプ | わりと勝てる |
シミックランプ | わりと勝てる |
青白コントロール | クリーチャー多めのデッキが多くキツい |
赤単 | ドブンハンドでない限り巻き返せる |
サクリファイス | 接死が辛い |
エレメンタル | 無理 |
ランプ・アグロなら相性はいいと思います。コントロールはキツくてシステムクリーチャー系のデッキは除去手段がないので無理。
基本セット2021の『精霊龍、ウギン』再録がランプ系デッキの追い風になっていますが、『探索する獣』や『石とぐろの海蛇』が解答になっています。
まとめ
というわけで、無事ミシック到達を果たした緑単アグロの紹介でした。
ランプが強いと言っても勝負は時の運なので、速攻が決められるアグロ系はやはり一発勝負のBO1では有利だと思います。
今回のデッキには基本セット2021のカードはガラク系2種しか入っていませんが、その他にも『漁る軟泥』や『長老ガーガロス』、『英雄的介入』や『ガラクの蜂起』など面白いカードが登場。
アグロ系じゃなくミッドレンジも面白いかも知れませんね。