何か作業をする時は音楽や動画を流していたいってことありますよね。
私はテレビっ子だったせいか、パソコンを使用している時は常にゲーム実況動画を再生して作業用BGM代わりにしています。
というわけで今回は、私オススメのゲーム実況動画シリーズを紹介。
どれも面白く動画数も豊富なので作業中のながら見にも向いています。
稲葉百万鉄:『俺屍』『どうぶつの森』
「ボルゾイ企画のふひきー」という名のほうが馴染み深い方も多いのではないでしょうか。
古くからの人気実況者でありながら、他実況者との絡みはほとんどなく、ノベル実況など独自路線を貫いていたふひきー。
プロ実況者という存在が当たり前になった今も、その道には進まずに「趣味」としてゲーム実況を上げ続けています。
そんな彼だからこそできる実況スタイルが彼の最大の魅力です。
流行りのゲームに飛びつくことも数字を気にすることもなく、自分が今やりたいゲームを自分がやりたいようにプレイ。
プロ実況者なら避けがちの長期シリーズ化も避けることなく、1つのゲームをとことん遊び尽くします。
その最たるが「俺の屍を越えてゆけ」「どうぶつの森」シリーズでしょう。
どちらも実況映えしづらく冗長になりがちなゲームですが、独自のキャラ付けやプレイングでとても面白い実況動画に仕上げています。
100パート超えという実況動画としては異例の長寿シリーズになりましたが最後まで飽きを感じさせません。
ホント「ゲームを楽しくプレイするのが上手い」実況者だと感心します。
とけい:『超はじめてのデレステ実況』
タイトルの通り、音ゲーの経験もアイマスの知識もほとんどないとけい氏がデレステをプレイする実況動画。
本来は単発の「ネタ動画」にするつもりがどんどんアイマス沼にハマっていき、ついにはリアルライブに参戦するなど、完全に立派なプロデューサー化。
動画自体も100パート超えの長期シリーズとなりました。
基本的には実況向きでないスマホゲーですが、オリジナルの設定や寸劇を織り交ぜ、趣向を凝らした実況スタイルを取っています。
なのでアイマスを知っている人もそうでない人も楽しめる実況シリーズです。
また、「1人の人間がデレマスにハマっていく過程を記録した資料映像」として非常に貴重なモノかもしれません笑。
チーム・The B:『他人ツクール』
「中古ゲーム屋でスーファミのRPGツクールを買い占め、中に残っているゲームデータを実況する」という、他人ツクールシリーズのパイオニアであり最大手。
その斬新な発想と金をドブに捨てかねない行動力は見事の一言。
電源を付ける時のドキドキワクワク感、全く先の読めない展開の数々。
ある意味「ゲームの楽しさ」の原点を思い出させてくれる実況シリーズと言えます。
10年以上前のシリーズのため画質や音質、編集は今見ると厳しいところもありますが、オンリーワンの魅力を備えた実況シリーズです。
Kittyguy:『積みゲー帝国』
今回紹介する中では唯一の配信・ボイロ実況シリーズ。
積みに積んだゲームの中からランダムで1つを選び、クリアするまでプレイし続ける……ということを数年続けているチャンネル。
積みゲーは誰もが知る名作から「誰がこんなの買うんだ」と言いたくなるクソゲーまで、玉石混淆のラインナップ。
ここでしか見られない謎のゲームに苦しみつつも、毎回クリアまでこぎつけるKittyguy氏の根気とゲームテクニックが個人的な見どころです。
ほぼ毎日配信しており、基本的にすべてアーカイブ化されているので動画量は膨大。「なんか見たいけど見るもんがない」人にはうってつけです。
コメントもボイロが読み上げているので垂れ流しにも最適。
なお、チャンネル内はかなり独特な文化を形成しているので最初はとっつきにくいかもしれません。
初期の動画を見るなりwikiを見るなりすればすぐ慣れると思います。ハマればかなりクセになりますよ。
動画時代の『積みゲー帝国』のマイリスト
・配信のアーカイブはこちら
YouTubeチャンネル『積みゲー帝国』
・もっと帝国のことが知りたい
ニコニココミュニティ『積みゲー帝国』
Rakushige:『Cities: Skylines実況』
街作りシミュレーションの決定版である「Cities: Skylines」。
その本作を落ち着いた語り口調で淡々と実況しているシリーズです。
かなりの上級者らしく、本作のキモである道路交通網をわかりやすい解説を交えつつ構築していきます。
知識量も相当で実在するインターチェンジを模倣して自作するなど、実況ではなく解説よりの動画と言えるかもしれません。
資料を使った「事業計画」のプレゼンなどもあり、突き抜けた真面目さが面白さに昇華している、稀有な実況シリーズだと思います。