今やダイエットの定番の1つとなったレコーディングダイエット。日々の食事を記録し自分の摂取カロリーを客観視することで、食生活の把握・改善が容易になります。
痩せるための大原則は消費カロリー>摂取カロリー。これを具体的に理解するために必要になるのがカロリー計算です。
手軽な方法ではありますがそれゆえ面倒になることも。私は昔手書きのメモ帳でレコーディングダイエットを行ってみましたが、すぐに飽きてしまいました。
しかし今の時代はスマホとアプリという便利なツールが存在します。そこで、人気のカロリー計算アプリを実際に使ってみて、それぞれの長所と短所をまとめてみました。
あすけん
管理栄養士監修の元作られたダイエットアプリで、食事・運動両面から健康的に痩せることを目標に作られています。
食事ごとにアドバイスをくれるので、アプリ側でしっかりと指針を定めてくれるのが特徴です。
一般的な料理のほか、牛丼屋などのチェーン店やコンビニ商品などの栄養データも登録されており、検索機能も便利なため食事の記録が楽に行なえます。
他のユーザーの日記やコラム、料理レシピなども閲覧でき、単なる食事管理アプリではなくダイエット専門のSNSのようになっています。
あすけんダイエット 体重記録とカロリー管理アプリ
asken inc. (Tokyo)無料posted withアプリーチ
長所:必要な機能はすべて備わってる
- 1日の生活をしっかりサポートしてくれる
- ダイエットに役立つ情報が閲覧できる
- 豊富な料理登録数
- PCでの閲覧も可能
このアプリだけで食事管理・ダイエットの要素を全てカバーできるようになっています。
短所:無課金だと厳しいかも
- 要登録・課金要素あり
- 非課金では使いづらい
- 料理ごとの栄養成分を確認できない
- 摂取量は栄養士任せ
無課金だとMyアイテム(手動で登録した料理)すら使えませんので、まともに使っていくのはちょっと難しいです。
良くも悪くもアプリ主導で生活を管理していくといった感じで、細かいデータを確認したり、各栄養素の摂取目標量を調整したりすることは出来ません。
YAZIO
オシャレなデザインの総合ダイエットアプリです。カロリー計算だけでなく、三大栄養素の管理、エクササイズのカロリー消費量も登録ができます。
栄養士考案のヘルシーなレシピや、自分に合った食事プランも提供してくれます。
YAZIO (ヤジオ) カロリー計算、ダイエット 体重 記録
YAZIO無料posted withアプリーチ
長所:おしゃれで女性向き
- オシャレで見やすいデザイン
- 要登録で課金要素もあるが課金しなくても使い勝手はいい
- カロリーだけでなく三大栄養素の管理・目標設定も可能
同じく課金要素のある『あすけん』と比べると、課金しなくてもかなり使いやすいアプリだと思います。
短所:実用性がイマイチ
- 料理の検索精度がいまいち
海外で開発されたアプリのせいか、検索精度がちょっとおかしいです。
カロミル
カロリーだけでなく三大栄養素も管理できるアプリです。目標値も自分で設定できるのが特徴です。
登録されている料理が豊富で、チェーン店、既製品にもかなり手が行き届いています。自分で新規に登録も可能、操作がわかりやすく便利です。
グラフ・数字両面から摂取状況・体重増減が見ることができ、ひと目で確認することができます。
カロミル – ダイエット・糖質制限などの栄養管理
Life Log Technology, Inc.無料posted withアプリーチ
長所:課金要素無しで多機能
- 要登録だが課金要素はなし
- 無料でかなり多機能
- わかりやすい操作
- 三大栄養素の摂取量設定を変更することができる
食事の登録方法が「自分で登録したメニューから登録」「メニューから検索」「過去履歴から登録」「栄養素を直接打ち込む」の4種類があり、とても便利です。
完全無料アプリならこれが一番完成度の高いアプリだと思います。『マクロ管理法』を行うなら特にこちらがおすすめです。
短所:データの信頼性が低い
- 登録されている料理の栄養素が間違ってる場合がある
他ユーザーが登録したデータを使用しているのか、間違っている物があります。よく口にする食品は自分で一回確認したほうがよいかもしれません。
栄養計算機
その名の通り、各栄養素を計算することに特化したアプリです。三大栄養素はもちろんのことビタミンや鉄分など、40種類以上の栄養素の摂取状況を記録することが出来ます。
500種類以上の食材データが登録済み。登録されていないものは自分で新しく追加することも可能です。
料理のデータは食材を組み合わせて登録することができるため、自炊する際に使用した食材とその量から正確な栄養素摂取量を求めることが出来ます。
また、栄養素別でランキング検索ができるため、不足している栄養素を補うために何を食べたらいいのかなどを調べられて便利です。
栄養計算機
Nobuo Yasuhara無料posted withアプリーチ
長所:圧倒的なデータ登録料の多さ
- 登録不要・課金要素なし
- 対応栄養素の豊富さ
- 各栄養素の目標摂取量を設定できる
- 栄養素別の検索機能
- 自炊した料理を登録しやすい
総じて自炊した料理の登録に向いているアプリだと思います。
短所:本当に数字をちまちま登録するだけ
- 初期登録済の食材・料理の少なさ
- 運動による消費カロリーは記録できない
- 外食やコンビニで買った商品を登録しづらい
自炊に向いている反面、既製品をよく食べる人にはあまり向いていないと言えます。
記録は全て登録済みの料理から検索して行うので、例えばコンビニで購入したサラダもいちいち登録する必要があります。食事記録に栄養素だけを直接打ち込める機能があったら便利だったのですが。
超簡単レコダイエット
体重と食事のカロリーを毎日登録するだけのシンプルなレコーディングダイエット用アプリです。
食事のカロリーについてはアプリ内でGoogle検索ができるようになっており、カロリーSlismなどにアクセスして自分で調べるほか、よく食べる食品はマイフードとして登録することも可能です。
体重は1日2回まで記録できるので正確な計測が可能になっています。
ダイエットのコラムやダイエット向けのレシピも閲覧することが出来ます。
超簡単レコダイエット:体重管理・カロリー管理
FashionRoom無料posted withアプリーチ
長所:シンプルで続けやすそう
- 登録不要・課金要素なし
- シンプルで続けやすい
- 1日2回まで体重の記録が可能
- 食事の写真がアップロードできる
今回紹介するアプリの中でも一番シンプルで、続けやすいと思います。
短所:機能は少ない
- シンプルな分できることは少ない
- 広告が多め
本当にカロリーと体重の記録をするだけのアプリです。それ以外のことはできません。
記録できるのはカロリーだけなので、三大栄養素等を記録したい人には向いていません。
まとめ
今回紹介したアプリをまとめると以下のようになります。
個人的には『カロミル』が一番良いアプリだと思いました。完全無料でありながらとても使いやすいです。
レコーディングダイエットにもっとも重要なのは、当然ながら記録し続けること。そのためには、まず自分にあったアプリを選ぶことが大事だと思います。