国民食と呼ばれるほど日本の食生活に定着しているカップラーメンですが、気になるのは栄養面。脂質が多く、ダイエット中の人は食べない方がよいというのが一般的な考えです。
しかし、たまにはどうしても食べたくなってしまうもの。我慢を続けるのもあまりいいことではありません。
そこで、色々なカップラーメンの栄養成分をチェックしてみたところ、セブンイレブンブランドのカップラーメンは脂質がかなり少ないことがわかりました。
ダイエット中でも無理なく食べられるレベルなのでオススメ。
セブンイレブンのカップラーメンについて
セブンプレミアムのカップラーメンは多数ありますが、脂質の少ない商品は「中華そば」「とんこつ」の二種類です。
その他の「カレー」や「具だくさん」系統のカップラーメンは特に脂質が少ないわけではないのでご注意ください。
「中華そば」「とんこつ」の栄養成分
この2つの栄養成分は以下のとおりです。
タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | |
---|---|---|---|
中華そば | 07.1g | 05.7g | 46.7g |
とんこつ | 10.0g | 07.6g | 44.0g |
どちらもカップラーメンとしては珍しい脂質10g以下の製品です。これはスープもすべて含めたものですので、スープを残せばさらに脂質を抑えることができます。
日清のカップヌードルと比較するとその違いがよくわかると思います。脂質があまり多くなさそうな「しょうゆ」でも15gの脂質が含まれています。
タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | |
---|---|---|---|
しょうゆ | 10.7g | 15.2g | 43.4g |
カレー | 09.0g | 20.4g | 50.6g |
カレー | 09.8g | 11.2g | 45.8g |
味もかなり良い
いくら脂質が抑えられていても美味しくなければ意味がありません。しかしその点についてはこのカップラーメンは安心です。
低脂質と聞くと、さっぱりしすぎて味に物足りなさがありそうですが、どちらもそんなことはありません。特にとんこつは脂質7gとは思えないほど濃厚な味わいがあります。
量が少ないので注意
一つ気になるところとしては、量の少なさが挙げられます。
日清の通常サイズと比較しても量が少ないように感じました。(脂質が低い分満腹感も低いだけかもしれません。)これ一食で満足、とはならないと思います。
その結果他のものをたくさん食べてしまっては、この商品を選んだ意味が無くなってしまいます。献立のバランスを考えることが重要となるでしょう。
まとめ
- 低脂質なのは「中華そば」と「とんこつ」の2種類
- 低脂質とは思えない美味しさ
- かといって食べ過ぎは禁物
低脂質ながら味はしっかりとしているので、「カップラーメンが食べたい!」という欲求を満たしてくれると思います。
ダイエット中の方にもオススメですが、量が少ないのでトータルで食べすぎないようにすることが必要です。また、脂質だけでなく塩分のとりすぎも太る原因と言われています。やはり頻繁に食べることは控えたほうがいいでしょう。