男性用日傘(晴雨兼用)を恥を忍んで使ってみた

生活用品

2018年、いわゆる「平成最後の夏」はとんでもない猛暑となりました。

例年より3度近く高い平均気温でその暑さと熱中症の被害者が連日ニュースになっていたのは記憶に新しいです。

私もこの暑さにはすっかり参っていました。基本日中に出歩くのは朝の通勤時ぐらいですが家から駅まで結構距離があるため、強烈な日差しで肌は焼けるように暑いし汗も吹き出てきます。

そんな中、私も買おうか迷ってスルーを毎年繰り返したいた「日傘」をついに買ってみることにしました。

「男なのに日傘……」というイメージは払拭できていませんが、数年前から「男性でも日傘をさすべき」という風潮は始まっています。今年は猛暑ということもあって日傘を使っている男性もたまに見かけます。

まぁ元々人の目を気にするほどルックスに気を使っていませんし、実用性を重視と割り切って日傘を使ってみました。

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実際に購入した日傘

で、実際に買った日傘がこちら。

購入の決め手は「小型」と「晴雨兼用」な点です。以前買った大型の折り畳み傘は大きくて使いやすいものの、携帯性に難があったのでカバンに入れやすい小型をチョイスしました。また、雨傘としても使えるというのも便利です。

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折りたたんだ状態。全長は18センチで非常に小さくカバンにも入れやすいです。重さも235グラムと軽めで毎日持っていくことが苦にはなりません。

また、軽量ですが柔軟性のある素材を使用しているため強度が高いらしいです。

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柄も非常にコンパクト。

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開き方は骨を伸ばしたあとボタンを押しながら開く一般的な手動タイプです。

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開いた状態。見た目は普通の男性用雨傘といった感じです。

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生地の裏側はツルツルテカテカしていて日傘仕様になっています。ですが裏地が周りから見えることはほとんどないので問題ありません。

直径は100センチと収納時のサイズから考えるとかなり大きめです。雨の日でも十分なサイズと言えます。

使ってみた感想

折り畳み傘はとにかく携帯性を重視したいタイプの人間なので、この小ささと軽さには非常に満足しています。そのわりに開いた状態が大きいのも良い点です。

そのかわり、全長に対して生地の面積が大きいせいかキレイに閉じるのが難しいです。付属の袋にいれるのもなかなか大変でした。(私はむき出しで使うので関係ありませんが)

日傘と雨傘、それぞれの使用感についてまとめてみました。

日傘の場合

  • ヘソから上が日陰になり暑さが軽減
  • 脚には日差しが当たる
  • 人の視線は大して気にならない

日傘をさすことでだいたい頭から胸・ヘソのあたりまで日陰になります。全身をカバーできるわけではありませんが発汗量が多い頭や背中をカバーできるので、さすとささないでは不快感がだいぶ違います。

脚には依然として強い日差しが照りつけますので、結局日陰を探しながら歩くというのは基本的に変わりませんでした。ただし、UVカットしてくれる日傘なので皮膚へのダメージの軽減は期待できます。男性であってもシミやシワは作らないに越したことはありません。

気になる他人の視線についてですが、私はほとんど気になりませんでした。

そもそも暑い日に暑いからさしているワケであって、人の目を気にするような事でもないですよね。今年は特に猛暑だったので暑さ対策するのは当たり前の風潮になっていたというのもあります。

実際、私も日傘を使っている男性を見かけた時にネガティブな印象を抱くことはありません。

ただ、人通りの多い道で使うのは物理的に邪魔になるのでちょっとためらわれますね。

雨傘の場合

  • 水が浸透する素材のため過信はできない

晴雨兼用ということであくまでメインは日傘のようです。大雨や長時間の使用には向いていないと思います。

夏は台風シーズンでもあるため大雨で使うこともあったのですが、その場合だと10数分でわずかではありますが水滴が垂れてくることがありました。

帰宅時、家までのちょっとした雨なんかでは問題ありませんので、折り畳み傘本来の使い方であれば思います。

なお、防水スプレーやシリコンスプレーを吹きかければこの問題は解消できます。

まとめ

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やはり日傘をさすとささないのでは体感温度がだいぶ違います。人の目もいうほど気になりませんし、なによりもまず自身の暑さストレスを解消することを考えるべきでしょう。

雨傘としても使えるものであれば毎日携帯するのも自然にできますし、夏が終わっても使えます。なんなら折り畳み傘は兼用を買わない理由はないとも言えるかもしれません。

少しわかりづらいですが、兼用の日傘には『晴雨』兼用と『雨晴』兼用の二種類があります。先頭の文字がメインとなるので自分の用途に合わせてまずどちらかを選ぶ必要があります。