平沢進に興味を持ったならアルバム『救済の技法』をまず聞いてみてほしい

音楽

まさかのフジロックフェスティバル出演、そしてTwitterトレンド1位を獲得と、もはや「ミエテルメジャー」になりつつある(結構前からなってるか?)平沢進。

せっかくのタイミングなので、まだ平沢進をちゃんと聞いたことがない!という人に向けて、最初にオススメの1枚を選んでみました。

いわゆる「入門編」や「初心者向け」と言う奴ですね。(この表現は正直あまり好きではないのだが、他に上手い言い方も思い浮かばない)

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救済の技法というアルバムがオススメ

それで、私が選んだ1枚がこちら。

『救済の技法』というアルバムです。

1998年に発売されたアルバムで、結構前のものなのでオリジナル版を今聞くと音質がかなり残念ですが、10年前に出たデジタルリマスター版が現在も流通しています。

こちらはアニメ「ベルセルク」の劇中歌として使われた「Forces」のおまけつきということで手を出すなら丁度いい1枚。

意外とシンプルな平沢進の魅力

平沢進の音楽ってよく「変わっている」とか「難解」と言われているのをよく見かけます。

これについて私は「半分合ってて半分間違っている」と思っていて、まぁ確かに他ではなかなか耳にしない曲調ですし歌詞も常人には意味不明です。

ですが、個人的に平沢進の最大の魅力って「美しいメロディライン」と「歌詞の語感の気持ち良さ」だと思っています。

聴いていると思わず口ずさみたくなってきます。実際にカラオケ(結構収録曲が多い)で歌ってみると、案外歌いやすく気持ちよくなれる曲が多いです。

摩訶不思議な曲も多数あることは事実ですが。

そういう意味では、流行りのJPOPと楽しみ方はそう変わりません。

音作りに対する詳しい知識が必要だとか、教養を要する歌詞の考察だとか、別にそういう難解で高尚なものというわけでは決してなくて、もっとシンプルに「聴いて気持ちいい・歌って気持ちいい」要素をちゃんと保持している(上で変わったこともやってる)ミュージシャンです。

音楽的素養のまったくない私でも長年聴き続けていることが何よりの証拠だと思います。

で、数あるアルバムの中で、どの曲もまとまりがあって聴きやすいのが今回オススメした『救済の技法』です。

多くは語りません。ネットで植え付けられたイメージを1回取っ払って聞いてみてください。そして周りを気にせずカラオケで歌いましょう。

アマゾンプライム会員なら無料で聴ける

ちなみに今回紹介した「救済の技法」と「Siren」というアルバムがいま現在アマプラ会員特典としてPrime Musicで聴くことができます。(リンク:https://amzn.to/2K8XVz2

また、平沢進が昔やっていたバンド「P-Model」時代のアルバムもPrime Musicで聴けるようです。(リンク:https://amzn.to/2K9boH0

入っててよかったアマゾンプライム