イベントシナリオ『キミに捧げし大地のソナタ』の第4話について書いていきます。
サタナイルのもとへ帰ってきたアリキノ。ですがその命はもう限界を迎えていました。「ソロモン王にやられた」とだけ言い残し彼は息絶えます。
激昂するサタナイル。誰ひとり傷つけることなくフォトンを回収していただけ(と勘違いしている)彼を問答無用で死に至らしめるというのはソロモンらしくない、とバルバトスも勘付きます。
サタナイルが受けた改造はどうやらメギド体封印のみ。そもそも戦う気がないのですから当然と言えます。ただ、アリキノが幻獣化の改造を受けていたことはどうやら知らないようです。そして、その力でヴィータたちを始末していたことも。
バルバトスはレクイエムとして大地のソナタを演奏します。サタナイルも平静を取り戻したようです。
ここで再び「ソナタ」と「ストラ」が登場します。メギドとしての立場では決裂してしまったふたりですが、この偽名がその立場を忘れコミュニケーションを取れる役割を果たしています。
アリキノとの思い出を語り出す「ソナタ」。
気も戦闘も弱いがフォトンが操れるということでサタナイルの配下となったアリキノ。
軍人としては無能な彼ですが、自分を拾ってくれたサタナイルに恩義を感じ、彼女のメギドらしからぬ理想を実現すべく尽力することを誓います。
サタナイルのように音楽で価値観が変わったわけではないようです。ですが、フォトンを操れるという一見無意味な能力に意味を見出してくれたサタナイル、そして音楽は無力な彼にとって生きる希望だったのかもしれません。
メギドに喧嘩を売って死にかけたというエピソードも。
アリキノの遺体をフォトン貯蔵庫に並べるサタナイル。そして再び「ソナタ」から「サタナイル」へと戻ります。
アリキノの仇を討つために。
このままソロモン達と鉢合えばどちらかが死ぬまで戦闘が行われるでしょう。そして、メギド体になることすら出来ないサタナイルはあっさりと負けるはずです。
おそらく彼女もそうなることを承知の上でしょう。ですが誇り高き「メギド」としての生き方を彼女は選ぶことにしました。音楽を通し一度は心を通い合ったふたりですが、バルバトスにはもう彼女を止める術が思いつきません。
そして、ガープブネも合流したソロモン一行とサタナイルはついに邂逅します。
バルバトスはここでなんとサタナイル側につきます。ソロモンたちがアリキノを襲った理由、それがわかれば戦闘は止められるはずです。
戦闘中、アリキノが幻獣化したことに言及するクロケル。ここでアリキノが幻獣化してソロモンたちを襲ったことがサタナイル側にも明らかになりますが……。
鈴の音で統率された幻獣たちに両陣営とも襲われます。
そこに現れたのは死んだはずのアリキノ。彼は蘇り、サタナイルに襲いかかります。
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