『いろはす』をはじめとして、天然水に果物などのエキスを加えている、いわゆる『フレーバーウォーター』が最近流行っていますが、このたび、見た目はただの水なのに味はミルクティーという不思議な商品が2017年9月26日にサントリーから発売されました。
発売初日から早速ネット上では話題になっています。
一発ネタの商品だろうと思いつつも、私もつられて買ってきてしまいました。
まずは飲んでみる
水にしか見えませんが、「アッサム茶葉使用、乳成分を含む」ということで、ミルクティーっぽい味がするわけではなく本当にミルクティーと言っていいようです。
ぱっと見はただの天然水の入ったペットボトルです。フタを開けてペットボトルの口から匂いを嗅いでみると、たしかにミルクと紅茶の香りがします。
コップに注いでみましたが、やはり見た目は完全にただの水です。
一口飲むと、見た目に反して濃厚なミルクティーの味が口の中に広がります。はじめはかなりの違和感を覚えました。
飲み終わりにはぶわっと甘みが舌を襲ってきました。口に残るしつこさはありませんがかなり強めの甘みで、『午後の紅茶』や『紅茶花伝』のミルクティー味より甘く感じました。
成分表・栄養素をチェック
栄養素
・100mlあたり
21kcal タンパク質:0g 脂質:0g 炭水化物:5.2g
これをペットボトル1本(550ml)あたりに換算すると、
115.5kcal タンパク質:0g 脂質:0g 炭水化物:28.6g
となります。炭水化物が多いですね。これは一般的なミルクティーの『午後の紅茶』(100mlあたり7.8g)、『紅茶花伝』(100mlあたり6.6g)と比較してもかなり近い数字です。
ちなみに、炭水化物28.6gというのはは6枚切りの食パン1枚に相当します。
パッケージに天然水と書いてありますが、品名は紅茶飲料です。砂糖が含まれていることに注意しましょう。
まとめ
普通にミルクティーです。ただ、個人的には甘みが強すぎるので、これよりは午後ティーなどの定番商品を選ぶかな、という感じです。もちろん味の好みの話なのでこちらのほうが好き、という方もいるかと思います。
この商品に限った話ではありませんが、フレーバーウォーターというものは天然水に砂糖などを加えた清涼飲料水であり、いわばジュースです。味の付いている水、というわけではありません。
糖類(炭水化物)を多分に含んでおりますので、飲み過ぎは禁物です。